釣って楽しい食べて美味しい、それが...フラットフィッシュ!
上がヒラメ下がマゴチ
この2匹がフラットフィッシュゲームの主なターゲットです。
「釣りはやったことあるよ!言ってもサビキぐらいだけど...」って方、ビビりませんでした?
俺は初めて釣った時ビビりました。
だって、生きてる魚の生命感ヤバいですよ。
この写真じゃ伝わりくいですけど、これぐらいのサイズになるとめちゃくちゃ引きが強いですし、釣れても堤防や砂浜で暴れまくりですし。
俺も初めてフラットフィッシュというかフィッシュイーターを釣った時は、手に持った時の力強さへの恐怖と生命感への感動、やってやったぞ!っていう充実感や満足感なんかが入り混じってちょっと泣きそうになってました。(大袈裟)
思い返せば、寝食を削ってまで何かに没頭する、それを苦しい事ではなく心から楽しいと思ってやれたことって今までに無かったと思います。
そんな俺が心から大好きなフラットフィッシュゲームを初心者向けにこの記事では解説していきますね。
フラットフィッシュとは?
ヒラメやマゴチ、カレイなどの平べったい魚のこと。
ここで言うフラットフィッシュとはルアーで釣れるヒラメとマゴチのことです。
ヒラメは約1メートルまで、マゴチは約80センチまで成長します。(このサイズのヒラメは海中で会うと絶対怖い)
どこで釣るの?
夏になればみんなが海水浴に行く砂浜でも、釣り人がよくいる漁港や堤防でも、なんなら河口から大分上流の川でも、小魚(ベイト)を追って入ってくることもあるほど、意外と身近な魚です。
初心者にオススメなのは砂浜(サーフ)です。
なぜなら、ルアーの投げ(キャスト)も覚束ない内から、人が密集しやすく建物や障害物もある漁港や河川などでやると、誰かの迷惑になる可能性がありますし、鋭く返しが付いた針を何十グラムもあるルアーで投げるので、最悪の場合他人に怪我をさせてしまいます。
それがサーフではどうでしょうか?
ハイシーズン(魚が釣れやすい時期)の有名なサーフではアレですが、その辺のサーフなんて100メートル範囲に人がいないなんてザラにありますし、そういうサーフであればキャストの練習と釣りが両立できます。
いつ釣れるの?
釣れるか釣れないかで言えば、ショア(堤防やサーフなど陸)からでも、ヒラメもマゴチも年中通して釣れます。
ただ、釣りやすい時期としてはヒラメは海水温が上がってくる春から初夏、海水温が下がってくる秋から冬。
マゴチは夏場が最盛期で、俺も夏場になると、ヒラメが釣れずマゴチばかりで、食べるのにも飽きちゃうことがあるぐらいです。笑
でも、いつという点で言えば季節よりもベイトが入っている時間帯ですね。
人間も朝昼晩と決められた時間にご飯を食べることが多いでしょう?
魚というか、生き物全体にこれは当てはまるんです。
釣りでは魚の食事タイムを朝マヅメ、夕マヅメと言いまして。
人によって基準に若干差はあれど、朝マヅメは、朝日が昇りそうになって空が白んでいる時から、日が完全に昇り切って冬でもお日様の暖かさを感じられるようになる時まで。
夕マヅメは、太陽がオレンジ色になって地平線に落ちそうな時から、星がたくさん見える様な暗さになる時まで。
フラットフィッシュの場合は明るさ2割暗さ8割の時にバイト(魚がルアーに食いつく)が集中しているような気がします。
どうやって釣るの?
俺がやっているのはルアーで狙うフラットフィッシュゲームですが、ヒラメもマゴチも餌でも釣れます。(というか餌の方が確実)
釣り具屋で売っている冷凍のイワシや、スーパーで売っている魚の切り身、イカの切り身を釣り針にかけて、海に放り込んでおくだけでも釣れるときは釣れます。
ただ、そうやっていると、運の要素が非常に大きくなってしまうので、釣り人は、経験や知識を使って運要素をできる限り消していくのです。
取り敢えず、ルアーには色々種類があるのでザッと説明します。
メタルジグ
- 基本的には鉛で出来ていて、その上にコーティングを施して、フラッシング(キラキラと光らせ、鱗の反射を演出)させる。
- 海のルアーフィッシングから川のルアーフィッシングまで幅広く使われ汎用性が高い。
- リールを巻くだけのタダ巻きから、竿をあおることによって逃げ惑う小魚から弱って沈んでいく小魚まで演出ができる。
- 一般的に使われる30グラムの重さで、6センチほど、比重が重く沈むのが早いためスレた(ルアーだと見破りやすい)魚にも有効な場合がある。
- ルアーの中では比較的安価で(平均的には500円、100均でも売っている)地球を釣った場合もロスト(ルアーを失う)の被害が小さく済むのでお財布に優しい。
- 小さく重いので飛距離が出しやすく、人が狙っていないポイントを打てることもよくあり、他のルアーで釣れない場合ジグを使うことも多い。
この3つはフラットフィッシュを狙う場合常に持っていく1軍ジグの中でも選りすぐりのモノです。
初心者の内はマリアのムーチョ・ルチアが安く、タダ巻きでも、ジャークでも使えるので非常にオススメ。
他の2つはかなり高い部類ですが、タダ巻きは最強といった感じで、この3つがあればジグで対応できる範囲内はほぼカバーできると俺は思っています。
バイブレーション
- 魚には側線といって、海中の波動を感じ取る器官があり、そこを強烈な波動で刺激してやろうというルアー。
- 先程紹介したメタルジグも波動を出すが、バイブレーションは巻いていると手元にブルブル震えている振動が伝わるほど強烈。
- 素材はメタルジグと同じぐ鉛が多く、コーティングもしてあるので、フラッシングが起きる。
- 飛距離やフラッシングはジグには及ばないが、細かく強い波動を出すことには全ルアー1なので、状況によって使い分けられれば爆釣も夢ではない。
- フラットフィッシュよりもシーバス(スズキ)や青物(ブリ、カンパチ等)に使われることが多く、プロも絶大な信頼を置いているルアー。
- これもまた、素材がジグと変わらないので、お財布に優しい。
バイブレーションは特にコメント無し
ワーム
- 基本的にはジグヘッドと呼ばれる、O---こんな形をした鉛のルアーに刺して使う。
- 重さではなくサイズ(幅や長さ)の種類が多くデップリとしたサイズが出せて、型の良いフラットフィッシュが釣れやすい。
- フラッシングは無いに等しく、サイズ感と、硬いルアーでは起こせないような、グワングワンプルプルプルプルというゴム独自の波動が強み。
- スレた魚にも効く。
- バイトする部分がゴムなので食い込みが良くバレにくい(食ってきた魚が逃げにくい事)
- フラットフィッシュにおいては最強!もはや餌!
- 正直1番お財布に優しいのはおそらくワーム。
- ただ、飛距離が命なサーフではジグの方が強い。
ワームにもジグヘッドにも種類がありますが、一番気にするべきはワームです。
シャッドテールやグラブなど尾っぽの形で色々と分けられていますが、最初の内は海が騒がしければ波動が強いシャッド、海が静かであれば艶めかしい動きのグラブで使い分かれば間違いない思います。
上に張っているルアーは、俺的にトップクラスにおすすめです。
シンキングペンシル&シンキングミノー
- 基本的にはプラスチックや樹脂でできていて、中に鉛の棒や玉を入れて重さや浮力を調整したルアー。
- シンペンは波動が弱く自然な誘い方をできる、ミノーはバタバタ動いて激しくアピールできる。
- どちらとも、コーティングが施してあるのでフラッシングもする。
- サーフでは、ジグではアクションがイマイチ弱いが、ワームでは届かないといった時によく使用される。
- 風が強いと使いにくいので、俺自身はあまり好きではない。
- お財布に優しくもない
- これを使いこなせて一流(私的な感想)
ぶっ飛びくんはジグ並みかそれ以上の飛距離を誇り、釣果も凄いし、フラットフィッシュアングラーのみならず、ソルトアングラー全体からの評価がピカイチなシンペンです。
サーフブレイカーは、私的に一番好きなシンペンですね。
飛距離は出ませんが動きとテンションフォール(糸を張ったままルアーを落とす)時の姿勢が水平に近くてとてもいい。
味は?料理は?
ヒラメもマゴチも超美味い
そりゃそうですよ。
キロ何千円もする魚たちですよ?
刺身でも、煮ても、焼いても、揚げても、なにやっても美味い。
マゴチは初めて食べる方も多いでしょうから、釣れたら塩焼き、刺身にできるのであれば、刺身が一番いいと思います。
照りゴチの天ぷらは初めて食べたとき感動しましたよ。
スーパーの白身魚のフライ(謎のタラ)とは格が違います。
とにかく美味い
オススメのタックル
ダイワ レイジー100MHです。
もう2年近く使い込んでいるロッドですが使えば使うほど惚れていきますね。
シーバスロッドですがフラットフィッシュの為に作られたのでは?と思うほどです。
15 ダイワ ルビアス3012Hです。
これまた良いリールですよ。
滑らかな回転で剛性もありますし、今のところ不調もありません。
ただ、これは2015年モデルで、今年新しくなった20ルビアスが+8千円で買えるのでそちらの方が良いかもしれませんね。↓
このページは更新や修正を加えます。
あくまで俺個人の知識と経験を基に書いているので、この情報を鵜呑みにせず色々なサイトや本を見て学んでください。(責任が取れないので)
では!